【初心者さん向け】はじめてでも安心!Tシャツペイントの基本手順 / 制作事例
- Tシャツペイントを始める前に用意しておきたい道具
- 塗ってから乾かすまでの流れ
- 失敗しにくいコツ
- 仕上がったTシャツのお手入れ方法(洗濯の注意点など)
はじめてでも大丈夫!Tシャツペイントのやり方
衣類のオリジナル手描きペイントを専門にしている工房、クラフトワークスKyotoがみなさまに簡単にTシャツが自作できる方法をご紹介します。
クラフトワークスKyotoは衣類製品に一枚一枚手作業で絵の具を乗せていく「二次加工」という仕事を行っています。
今回は「自分でもTシャツに絵を描いてみたい」という方に向けて、基本の手順をわかりやすくご紹介します。
まず知っておきたいこと
Tシャツペイントは、特別な技術がなくても始められます。
使うのは布専用のアクリル絵の具で、学校で使う絵の具と近い感覚で扱えます。
紙とちがって布は少し滑りにくいので、毛先がなめらかなナイロン筆を使うと塗りやすくなります。
用意するとよいもの
- 布専用の絵の具 *当店では「らくがキット(ベーシックカラー8色)」「らくがキット(ライトカラー入8色)」という絵の具・筆・Tシャツ・ミニパレットが入ったセットを販売しています。

- 筆(ナイロン筆が相性良、平筆や彩色筆、面相筆など数種類あれば便利です)
- 絵皿(トレーや卵パックなどでも代用可)
- 筆洗(ペットボトルや牛乳パックを切ったものが手軽です)
- ふきん(手に付いた絵の具のふき取りや筆を洗ってまた使う場合などに使います)
- 新聞紙・ダンボールなど、(机の上に敷いたり、Tシャツの内側に挟む中敷き用など絵の具が後ろの布まで浸透するのを防ぎます)
- 絵の具がついても困らないエプロンや上着(布用の絵の具は一度布につくとほとんど落ちません。作業中は汚れてもよい服装で行うと安心です。)

塗り方の流れ
手順1|Tシャツを準備する
Tシャツを広げて前身と後身の間に中敷きの紙を入れ、作業台にも新聞紙などを敷きます。。
布はシワが出ないよう、なるべく伸ばして平らに整えてください。
手順2|絵の具を塗る
絵の具を絵皿に必要な量を出してください。速乾性なので表面から絵の具が乾いて固まります。一度硬くなると水で薄めても溶けません。はじめに「どのような絵を描くか」「塗りたい色、大きさ、塗る順番」をイメージしておくとスムーズに作業できます。
絵の具だまりができないよう、なるべく均一に塗るのがコツです。少々水で薄めても色落ちしませんので、塗りやすい柔らかさに水を足しても大丈夫です。薄めすぎるとにじむので様子を見ながら足してください。
色を変えるときは、筆を洗ってからタオルで水気をしっかり拭き取ります。いくつか筆を揃えておくと、いちいち作業を止めずに制作を進められます。筆洗に筆を浸けておくと後でまとめて洗えて便利です。
筆に絵の具をつけたまま空気中に放置すると穂先が固まり、固まった後は絵の具が溶けず洗えなくなります。筆を使った後はかならずすぐに洗うか筆洗に浸けて、あとで洗ってください。
後身にも色を塗りたい場合、表面が乾いた後にひっくり返して塗ってください。(乾かし方にコツがあるので手順3をご覧ください)その場合、完全に乾燥していなくても、表面が乾いていて、塗布部分に触れても絵の具がつかなければOKです。両面塗り終わったら、完全乾燥の目安時間を参考に置いておくようにしてください。
手順3|乾かすときのコツ
塗り終えたら、すぐに動かさずそのまま置いておきます。
ただし乾かす前に一度、塗った部分の生地をそっと持ち上げて中敷きの紙から離し、ふわっと下ろしておくと、裏側に紙がくっつきにくくなります。
乾燥にかかる時間の目安は次の通りです。
- 風通しのよい季節(春・夏など):一晩、およそ12時間
- 湿気が多い、風が通りにくい、気温が低い環境:およそ24時間
注意点
- ドライクリーニング・タンブラー乾燥は不可です。
- ハンガーに吊るして乾かすと色移りする場合があるため、下敷き紙を入れたまま平らに置いて乾かしてください。
洗濯してもきれいなまま
しっかり乾かせば、洗濯しても色落ちしにくいのが布用絵の具の特長です。塗って、乾かせば、そのまま着ていただけます。
ご自身のお持ちのTシャツに直接描くこともできますし、はじめての方は付属のTシャツで練習してから挑戦していただくのもおすすめです。

