くらカラーでタイダイ染めはできる?絵の具で簡単にできる理由とやり方 / 制作事例
📌 この記事でわかること
- タイダイ染めの意味と、染料染めとくらカラー(顔料)の違い
- 準備するものと絵の具の薄め方のコツ
- 絞り方〜着色〜乾燥までの作り方ステップ
- よくある失敗の防ぎ方と、洗濯時の注意点
夏のTシャツ染めに挑戦!くらカラーでかんたんタイダイ染め 〜お湯も色止めも放置時間も不要〜
タイダイ染めとは、タイ(Tie=縛る)とダイ(Dye=染める)を組み合わせた言葉で、布を絞ってから染めることで、独特のグラデーション模様を作る染色技法です。
しかし、、、本格的にタイダイ染めをしようとすると、染料をお湯で溶かして、塩や酢で下処理して、塗ったあと24時間放置して、最後は鍋で煮て色止め…という、なかなか大変な工程が必要なのです。
しかし!布用絵の具くらカラーを使えば、お手軽にタイダイ染風の染めTシャツをつくることができます!お湯を沸かす必要も、色止め剤も、24時間の放置時間も不要。乾かすだけで色が定着する、とてもシンプルな染め方です。
一般的なタイダイ染め(染料)とくらカラー(顔料)の違い
| 一般的なタイダイ染め(染料) | くらカラー(顔料・絵の具) | |
|---|---|---|
| お湯の準備 | 必要(60〜80℃程度) | 不要(常温の水でOK) |
| 下処理・色止め剤 | 塩・酢・専用薬剤などが必要 | 不要 |
| 染色後の放置時間 | 約24時間 | 不要(乾燥のみ) |
| 仕上げの加熱・蒸し | 必要な場合が多い | 不要 |
| 仕上げ後のソーピング(お湯で洗う) | 必要 | 不要 |
| 作業時間の目安 | 数時間〜翌日 | 小一時間程度 |
| お子さまとの作業 | 高温の薬液を扱うため注意が必要 | 水と絵の具だけなので扱いやすい |
くらカラーはもともと繊維検査にてデータ取得済みのプロ仕様の布用絵の具。水で大きく薄めても繊維にある程度浸透し、やわらかなグラデーションと独特の風合いに染め上がります。仕上がりはまるで本格的なタイダイ染めですが、工程はとってもシンプルです。

こんな方におすすめです
- お子さまと一緒に 高温の薬液を使わないので、親子で安心して取り組めます
- 夏休みの自由研究に 短時間で完成するので、当日中に作品が仕上がります
- クラスTやイベントTに まとめて染めても工程がシンプルなので大人数でも対応しやすい
- とにかく手軽に楽しみたい 特別な道具を揃えず、家にあるものでスタートできます
今回使う絵の具:白地用 蛍光ポップカラー
今回おすすめするのは、白いTシャツに映える鮮やかな蛍光ポップカラーシリーズです。
| 品番 | カラー |
|---|---|
| WBL020 | 蛍光ブルー |
| WRE020 | 蛍光ピンク |
| WYE020 | 蛍光イエロー |
| WGR020 | 蛍光グリーン |
| WOR020 | 蛍光オレンジ |
| WPU020 | 蛍光パープル |
複数色を組み合わせれば、グラデーションや多色染めも楽しめます。タイダイ染めは必ず「白地用」の絵の具をお使いください。
準備するもの

- 白いTシャツ(綿100%推奨)
- バケツ(水を張るもの)
- 布用絵の具 くらカラー
- ハケ(100円ショップのもので十分です!)
- 新聞紙(作業台の養生に)
- 容器(空きペットボトルや牛乳パックなど)
- ハンガー(乾燥用)
- 輪ゴム・ビニール紐など(絞り用)
特別なものは何ひとつ不要。ほとんどがお家にあるものや、100円ショップで揃うアイテムです。お湯を沸かす道具や、塩・酢などの薬剤も必要ありません。
絵の具の薄め方(重要ポイント!)
まずは絵の具を水で薄める作業から始めます。ここが染めの仕上がりを左右する大切なステップです。
【目安の分量】
くらカラー 20g + 水 60cc(絵の具1:水3)= 約80cc
→ Tシャツ約2枚分・全体染めが可能な量です(はじめにTシャツを水に浸すので、そのあと着色に使う絵の具量の目安です)
【薄め方のコツ】
水をいっぺんに加えると絵の具がダマになって溶け残ることがあります。少量の水を少しずつ足しながら、そのつどよく混ぜて溶かすのがポイントです。なめらかになってから次の水を加えてください。容器は使い捨てできるペットボトルや牛乳パックなど便利です。(画像はわかりやすいように100均で購入済のボウルを使用)

作り方 ステップごとに解説
STEP 1|Tシャツを絞る

輪ゴムやビニール紐を使って、Tシャツを適当にねじったり束ねたりして絞ります。絞り方によって、できる模様が変わります。ランダムに絞るほど個性的な仕上がりに。正解はありません。直感で自由に楽しんでください!
STEP 2|水に浸けて、軽く絞る
バケツに水を張り、絞ったTシャツをドボンと浸けます。全体にしっかり水が染み込んだら、軽く絞って余分な水気を切ってください。
💡ポイント|絞りのタイミングで模様が変わります
- 先に水に浸けてから輪ゴムで絞る → 色のにじみが広がり、やわらかなグラデーションに
- 先に輪ゴムで絞ってから水に浸ける → 絞り目がくっきり残り、シャープな模様に
どちらも素敵な仕上がりになります。お好みやその日の気分で試してみてください。
STEP 3|薄めた絵の具をハケで塗る

新聞紙の上にTシャツを広げ、ハケを使って薄めた絵の具を塗っていきます。
全体に一色で塗るのはもちろん、複数色を使ってグラデーションに塗るのもおすすめです。輪ゴムで絞った部分にはあまり色が入りにくいため、その白く抜けた部分が模様として浮かび上がります。
ハケは大きめのものを使うと一気に塗れて便利です。力を入れすぎず、布の表面になでるように色をのせていくのがコツです。
STEP 4|輪ゴムをはずして干す
塗り終えたら、輪ゴムやビニール紐をそっとはずします。広げたときに「どんな模様になっているか」はこの瞬間のお楽しみ!
ハンガーにかけて、風通しの良い場所でしっかり乾かしてください。乾燥が完了したら、もう完成です。アイロン不要・色止め剤不要で、乾くだけで色が定着します。

教室やイベントでも選ばれています


くらカラーのタイダイ染めは、ご家庭だけでなく造形教室やイベントでもご利用いただいています。
造形絵画教室「こどものひみつ基地」様では、クラスの生徒さん全員でタイダイ染めTシャツを制作。一人一人違うのに統一感が出るからクラスTやイベントTにも良さそうです!
実際の制作風景はお客様の声「くらカラーを使ったタイダイ染T作成」でご紹介しています。
よくある失敗とその防ぎ方
- 色にムラができる・点々と濃い部分ができる
絵の具に溶け残り(ダマ)があると起こりやすい失敗です。水は一気に加えず、少量ずつ加えてそのつどよく混ぜ、なめらかになってから次の水を加えてください。 - 色が思ったより薄い/濃い
絵の具と水の比率(1:3が目安)で調整できます。濃い目に仕上げたい場合は水の量を減らしてください。 - 模様がぼやけて出ない
絞りが緩いと色の境目がぼやけます。輪ゴムやビニール紐はしっかりめに締めるとシャープな模様になります。
仕上がりと洗濯について
顔料染めは、洗濯を重ねると少しずつ風合いが変化することがあります。長くきれいな色を楽しんでいただくため、洗濯の際は裏返しにして、手洗いまたはネットに入れて洗ってください。
初めて洗うときは、他の衣類と分けて単独で洗うとより安心です。きちんと乾燥させていれば、日常使いで色落ちや色移りが起きることはほとんどありません。
よくある質問
Q. 色止め剤や塩・酢は必要ですか?
A. 不要です。くらカラーは絵の具(顔料)のため、染料染めのような色止め処理をしなくても、乾燥するだけで色が定着します。
Q. お湯を沸かさなくても染まりますか?
A. はい、常温の水だけで作業できます。火や高温の薬液を使わないので、お子さまと一緒の作業にも向いています。
Q. 染め上がりまでどれくらい時間がかかりますか?
A. 絞り〜着色〜乾燥まで、当日中に完成します。染料染めのような24時間の放置時間は必要ありません。
Q. 白Tシャツ以外でもできますか?
A. 水で薄めるため、発色が落ちます。下地が濃色の場合はきれいに発色しませんので、白~淡色で制作することをお勧めします。
ぜひこの夏、くらカラーで世界にひとつだけのTシャツ作りを楽しんでみてください。初めての方は入門キット&Tシャツセットからのスタートもおすすめです。

